¥38,000
困鹿山の春摘み純料古樹生プーアル茶『雲在』 200g
400年以上の超高樹齢
産地:雲南省普洱 困鹿山
製作時間:2023 年春
内容量:200g
長年にわたり製茶を続けてきた茶師唐望氏は、いつか景谷以外の原料でプーアル茶を作りたいと願っていた。
数年前、その夢を叶える機会が訪れる。雲南・普洱市にそびえる困鹿山――海抜1400〜2200メートル、霧に包まれた原始林と古茶園が連なり、清・雍正年間には皇家の貢茶園として名を馳せた土地である。野生型から栽培型まで多様な茶樹が混生し、「茶の天然博物館」と呼ばれるほど原生品種が豊富だ。
唐望は、この困鹿山で樹齢400年以上という超高樹齢の古樹から採れた純料で、生茶を仕上げた。その香りは、言葉では尽くせないほど豊かでありながら、澄み切った明快さを併せ持つ。葉底には中小葉種が多く、ときおり大葉種も混じる。困鹿山の茶は、力強さよりも「雅」を旨とし、柔らかく品のある香味が長く続くのが特徴だ。
「ここにある茶樹はすべて測ったが、幹の直径は45〜55センチ。推定で樹齢400年以上だ。清代の貢茶園・曼松とは違い、剪定されたことがなく、高く真っ直ぐに伸び、生命力に満ちている。茶種の多様さ、遺伝子の豊かさは茶樹の起源に直結している。あれほど高大な古茶樹には、本当に心を打たれる」と唐望は語る。
【美味しい淹れ方の目安】
■ 茶器:140mlくらいの茶壺(急須)・蓋碗
■ 茶葉の量:5g
■ 水:TDS値の低い天然水
水道水を使用する場合は濾過し
直火で湯を沸かす事をお薦めします
■1煎目:沸騰した湯を注ぎ、30秒で抽出
2煎目:沸騰した湯を注ぎ、20秒で抽出
3煎目:沸騰した湯を注ぎ、20秒で抽出
4煎目以降:お好みで時間を調節してください
■ 抽出回数:20煎くらい
煎を重ねるごとにお茶の特徴を理解し
茶の声に耳を傾けながら抽出時間を調整してください。
その日の気温や体調によっても感じ方が異なりますので
ご自身の感覚を大切にしてください。
繊細な茶の香りと味の変化、本物の美味しさを
じっくり味わっていただけたら幸いです。